余韻に浸りつつ

花畑牧場でカントリーの面々と別れてもう二日経ちました。早っ。
バイトを休んだのもまだ現実世界に帰りたくないからです。ショボヲタにとってみれば夢のような二日間であったワケで。そう、あれは夢・幻。いやいや、ちゃんとした現実ですよー。
しかし不思議なもので、“芸能人”という冠が着くだけでこれほど同じ人間に接触するのが難しくなるとは。そしてその接触の瞬間がめちゃくちゃ緊張する。なんで緊張するんだろう?思うに、それは緊張ではなく不安と焦りなんだ。
「次、いつ話が出来るかわからない」という先が見えない現実と、限られた時間の中で喋りたい事を喋れるかどうかというプレッシャー。
たかだか数人の女の子と握手して会話する、という凄く簡単な行動の中にそれぞれの人間ドラマがある。
・・・また書こうなんて思ってないことを書いてしまった。練ってないから文章がぐだぐだなんだって。
とりあえず、ハロプロ内でも抜群の距離感の近さを体験できるカントリー娘。だが、やはり相手はそれなりに人気のあるアイドルだから、たった二日間とは言えあれだけ触れ合えるということは夢幻に近いことだった、と言えるだろう。
その瞬間は現実だった事も、今となっては良い思い出となっている。それは1年前だろうが1時間前だろうが関係ない。
約9万円という足元見すぎもいい所な無茶苦茶な金額も、あれほど楽しい思いを出来たんだからまぁいいや、という気分である。金額に見合った体験、かどうかの判断は出来ないが、やはり思い出と言うものは良かれ悪かれ金で買える物ではない。金で買える物によって思い出を思い出すことは出来るが、そこから新たに思い出が出来ることは少なく、その物を見て「あぁ〜あの時は楽しかったなぁ〜」なんて物寂しくなる事が多い。
金で買ったワケではないが、今目の前に参加者に配布されたIDカードがある。
これを見て思い出すのはポラ撮影の時の事。他の人がやってるのを見て真似したのだが、このIDカードをまいちゃんの首にかけてもらった。自分の手でまいちゃんの首にかけたのだが、それはプレゼントに買ったネックレスをかけてあげる、みたいなシチュエーションの疑似体験という痛々しい妄想も出来る非常に貴重な体験で、「そんなこともあったんだなぁ〜こんなこと出来る機会ってまたあるのかなぁ」と少し寂しくなる。
思うに、こんなネガティブな発想ばかり出てくるのはオレの性格のせいだろう。そして、自分の中で「カントリー娘。」の存在を神化させすぎなんだと思う。
いくらアイドル・有名人とは言えもうちょっとフラットにしてもいいんじゃないか、といつも思ってるんだけどね。立場上、という意味ではなく自分の気持ち的に。一応全員年下だし(あまり関係ないかも)
なにはともあれ、「この集いで一区切りつけよう」と思っていたオレの目論見は脆くも崩れ去りました。ある程度予想できた事だけど、更に燃え上がってしまったのです。新たなステップも見出してしまったし。
結局、辞めよう辞めようと思っても抜け出せないヲタ活動。楽しいばかりでなく苦しい事や悩む事も多々あるけれど、全然辞めるきっかけが出来ない。
少々精神M入ってるオレは、心のどこかでこれに快楽感じてるのかもしれない。


長文は誰も読んでくれませんw